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阪神大震災 6434人へ祈り 17日で15年(毎日新聞)

 6434人が死亡し、4万3792人が負傷した阪神大震災は17日、発生から15年となる。災害救助法が適用された兵庫県、大阪府の15市10町(当時)の住宅被害は63万9686棟。火災で焼けた家屋は7574棟に上った。犠牲者を悼み、その原点を確認する日が、巡ってきた。

【阪神大震災】取材した編集局次長が振り返る大切なあの問題

 被害が集中した兵庫県では、15年間で計16兆3000億円の復興予算が投じられた。人口は震災前を上回り、まちを歩いても震災の傷跡を見つけることは難しい。しかし、神戸市長田区などでは人口は震災前の水準を下回ったままで、未完了の区画整理や再開発事業もある。同市では震災後に生まれたり転入してきた市民が36%となり、震災の風化も懸念される。

 兵庫県の災害復興公営住宅では、高齢化率(65歳以上が占める割合)が上昇を続け、昨年11月で48.2%に達した。単身高齢者率も43.3%に上る。また、「被災者生活再建支援法」など被災者支援制度の整備が進められてきた一方で、震災障害者支援や被災者の心のケアなど課題も指摘されている。【震災取材班】

 ◇ろうそくで追悼集会

 兵庫県伊丹市の昆陽池(こやいけ)公園で16日夕、阪神大震災の犠牲者数と同じ6434本のろうそくをともす「追悼のつどい」が始まった。地元ボランティア団体「ユー・アイ・アソシエーション」が主催。地震発生の17日午前5時46分まで火をともし続ける。ろうそくに手を合わせていた伊丹市の主婦、清水千代子さん(70)は「地震で家族は無事だったが、友人の兄が亡くなった。孫たちにあの時の大変さなどを語り継いでいきたい」と話していた。【衛藤達生】

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